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2009年8月 5日 (水)

ニュース:山形・仙人沢転落死

フォーカス】悲劇なぜ 山形・仙人沢転落死検証(産経ニュース)

 楽しいはずの子供会のハイキングが一瞬にして悲劇に変わった。山形県上山市蔵王の仙人沢で7月12日、保育園児の前田大輝君=当時(6)=と、引率者で子供会会長の木村芳弘さん=同(54)=が転落死した事故。現場の登山道は関係者が「子供には勧められない」と口をそろえる難易度の高いコースだった。全国的にも雪山での遭難死亡事故が相次ぐ今夏。同じ登山道を歩き、夏山に潜む危険を改めて検証した。(伊藤真呂武、吉原知也)

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 大輝君が足を滑らせたとみられる階段は明らかに急傾斜だった。大きな石を敷き詰め、歩きやすいよう工夫されていたが、足をしっかり上げないと足場を確保できないほど段差があり、一気に疲労がたまった。

 「子供には難しい。かなりの恐怖感を覚える子もいるだろう」。これが率直な感想だった。

 仙人橋を渡ったところで、続く登山道が子供にはきつい傾斜だと気付いたが、先行していた大輝君を含む子供数人がすでに上り始めていた。保護者らが「危ないよ」と声を掛けて引き返させたが、大輝君が戻る途中に足を踏み外してしまったという。

 「仙人橋には初めて行った。どのような場所なのか、まったく把握していなかった。足はぬかるんでいて、滑ったことは確か。危険な場所であれば初めから行かなかった

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 別の参加者の家族は「仙人橋に着いたところで、怖がって渡らなかった子供もいた」。現場近くのペンション経営の男性は「橋までは子供も行くが、その先は通常引き返す。あそこはハイキングコースではなく、登山道」と強調した。

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 「現場は中級者以上向けの険しい登山道で、県警などが冬の遭難訓練などを実施するような場所。6歳児が登ることは想定していなかった」

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 東北山岳ガイド協会の近藤明事務局長は「引率者はまず、登山道と遊歩道の違いを認識していなければいけない。登山道は自分の身を自分で守れる人が入る道。今年のように雨が多いと、思わぬところで滑って事故につながる」と指摘し、子供連れの場合の注意点をこう呼びかけた。

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