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2009年1月 4日 (日)

ニュース:霊仙山、遭難者救助される

名古屋の男性救助 滋賀・霊仙山で遭難(中国新聞)

滋賀県多賀町の霊仙山(1、084メートル)の山頂付近で2日朝に遭難した名古屋市西区、会社員平岩高志さん(59)は3日午前10時ごろ、山頂の展望台近くで県警ヘリに発見され、同県長浜市内の病院に搬送された。内臓の低温障害と手足の指先に軽い凍傷を負ったが、命に別条ないという。

・・・病院で取材に応じた平岩さんによると霊仙山には冬場を含め数10回登っており、今回は4日分の食料や寝袋などを持って入山。…

携帯の電池切れ覚悟 遭難男性、直後に救助ヘリ

 「ミスに悪天候が重なってしまった」。地図を車に忘れた上にコンパスを読み違え、気付いた時には予定のコースから外れていた。途中で寄った小屋に戻ろうと自分の足跡を探したが、猛烈な吹雪に覆われ跡形もなかった。野営を覚悟した。

 幸い携帯電話が通じたため、米原署員と数回通話。目印になる標識を伝えることができた。風をしのぐために五〇-六〇センチほどの穴を掘り風上に雪を積み上げ、寝袋に滑り込み救出を祈った。

 二日は湖北消防本部の山岳救助隊員らが捜索に着手したが発見に至らず。三日の午前七時半ごろ、ヘリの音が聞こえた。「名古屋市の平岩さんを探しています。返事してください」と拡声器の声が続いたが、離れた場所を探しているようだった。とうとう携帯電話の電池が切れた。

 「ここまでか」。観念して寝袋に入った瞬間、ヘリが前方に姿を現した。

1000メートルでも遭難するときにはすると一般論として読んだり聞かされていたりはするが、こうして現実のニュースを読むことは改めて後車の戒めとなる。

「数10回登って」(よしんばこれが「十数回」の勘違いだったとしても)いる1000メートルの山でも遭難することがあるというのは本当に侮ってはいけないという思いを強くする。この方はベテランで雪洞の作り方のポイント等いろいろな知識があった(+運がよかった)から助かったのだろう。

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コメント

今年もどうぞよろしくお願いします!

この霊仙山鈴鹿山脈の最北にある山で
豪雪で有名な関ヶ原が麓にある山なんですが
冬型になるとものすごい雪が降ることで有名なんです
毎年遭難騒ぎがあって何年か前には死亡もしています

私ももうだいぶ前のことですがこの山で2度この悪天に遭遇しました
入山した時は天気が良かったのですが(冬型で寒気が入ることは知ってたんですが)
稜線に出た頃に急に雪雲が流れ込んで
天気が変わるなって言ってたらすぐに手の平を返したように
吹雪にかわって、逆走して下山を始めたんですが
見る見るうちにトレースが消えて視界も利かなくなるんです
近くに風穴のくぼみがあるところでテント張って翌日下山しました

同じ山で2回よく似た経験してますが
冬の特に雪のよく降る山は気をつけないといけないと思います
ある意味この山は北アルプスと同じ日本海側の気候の山なんです

冷静な判断が必要なんですが
その場面に自分が突然放り込まれるとなかなかそれができないもんです

投稿: YAMACHAN | 2009年1月 4日 (日) 12時42分

明けまして おめでとうございます

1000mでも 遭難する時にはしますよね。
奥多摩でも年間結構な数の遭難事故が発生していますから。
一番の悲劇は数年前にあった 天租山表参道で起こった
2件連続の滑落事故 
更数年前には石尾根上で疲労凍死
檜原の笹尾根でも 遭難凍死で2名の方が亡くなっています。
今年一年気を引き締めて楽しく山歩きしましょう。

投稿: いっき | 2009年1月 4日 (日) 13時26分

YAMACHANさん
ご無沙汰しております。山に行く足も遠のきがちになり、行ったら行ったで山行記を書く気力も依然ほど出てこず、自戒の意味で山岳事故のニュースを読んでいます。

霊仙山は大変なところなんですね。

ぼくなら、トレースも消えて視界もきかなくなったら、GPSを持っていても相当動揺するだろうと思います。動揺すると、普通なら問題なく判断できることでも、とんでもない判断を下してしまいかねないと思います。想定外の状況になったときに適切な判断をするというのは、やはり経験の浅い人間には難しいですよね。

地道に経験を重ねつつ、山岳事故から教訓を学ぶこともふくめて知識を増やしていって、安全に山歩きを楽しんでいこうと思います。

投稿: 雪山でミルクティ | 2009年1月 4日 (日) 19時41分

いっきさん、お久しぶりです。
確かに奥多摩での山岳事故は多いですよね。アクセスがいいこともあって散歩の延長みたいな感じで考えてしまいがちなところもあるのでしょうね。
山歩きを始めて2年目になるので、慢心が出てきてもおかしくない時期だと思っています。気を引き締めて怪我のない山歩きを今年も楽しみたいと思います。

投稿: 雪山でミルクティ | 2009年1月 4日 (日) 19時46分

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