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2008年12月26日 (金)

山行記:大山三峰山(神奈川県)2008年12月13日(土)

丹沢といえばヒル。ヒルといえば丹沢。関東で山歩きをする人の常識…かどうかは知らないが、丹沢の山を歩く際にはヒルに気をつけた方がいいよと言われる。

ここ三峰山もヒルが熱烈歓迎してくれらしく、登山口にはヒルの顔写真付きでその熱烈歓迎ぶりが子細に解説されている。ヒルの熱烈歓迎を歓迎しない人のために、何らかの溶液の入ったスプレーと塩が登山口には用意してある。

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ヒルの歓迎サービスがある期間は11月までと説明されているのだが、部長は喜々としてその得体の知れない液体をスプレーする。ヒルはいやだからと言っているが、そのくせ塩には一向に関心を示さない。要するにスプレーを使ってみたいのだ。

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別段発煙や発火、ましてや爆発するわけでもない。パンツが白くなるだけでこれといっておもしろくもない。そそくさと身支度と体操を済ませて出発する。

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(えさを与えないでください)

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ここは物見峠に向かわず三峰山を目指す。

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これがあの有名な警告。

「三峰山は地形が急峻で狭く沢沿いやくさり場など多く経験者向きの山道です。無理をしないで引き返す勇気が必要です。」

登山口からここまでXX分。どうせなら登山口にあってもいいんじゃないのかってきもするが。

途中修行僧に遭遇。

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あ、自分たちの写真だった。と、しょうもないことをいっているうちに、ハイカーへの脅し、じゃなくて、注意看板2。

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文言は一字一句同じ。句読点の位置まで!

…って印刷だから当然か。

まったく同じ警告をそう間隔を置かずにたててある理由は何か?

1. 本当に危険なので、ここで引き返してもらうため

2. 事故があった際に、ちゃんと警告したんだからねと、責任を逃れるため

3. ほかに書くことが思いつかなかった

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そんな警告をよそに、のんきにピースサイン。この先に待ち構えている運命をこの際は知るよしもなかった。

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って、ただ道迷いしただけなんだけどね(笑)。

ガシガシ降りていったら、どうもガーミンに表示されている山道から離れていく感じ。しかも地図が正しければ尾根を歩いているはずなのだが、ちょっと離れた左手にさらに標高の高い尾根のようなものが続いている。いま歩いている道は川に続く道に違いないと判断。左手の尾根らしき方向に向かって藪こぎ(嬉)。

道を発見。GPSの山道とも合致。安心して先に進むと、うしろからがきんちょたちの声。子供も迷わないようなところで道迷いしていたとは。

水色が実際のトラック。山ノ神の少し手前で進行方向右手にそれてその道を引き返した後がはっきり記録されている。

その後はこれといったスリルもなく…なんや、ただのこけおどしやん、あの看板。

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警告の多い山だね。

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まあ確かにみごとに崩落している。向かって左手の木なんか、そのまま平行移動したみたいな様子だ。右手のフェンス脇にある木は足下からごそっと崩落して根がむき出しになっている。今回の山行の撮影スポットの1つ。

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その後は、地平線彼方に消えてゆく階段。

登れど、登れど、階段は終わらず、呆然と空を仰ぐ。

手元に撮影データもなにもないので確認のしようがないが、階段が始まる前のところにテーブルがあり、そこが北峰と思われる。三峰山の山頂はわりと狭いので(高川山山頂程度)、時間配分等が許せば北峰でお昼にするのがよいと思われる。

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物見峠分岐を10時に出発して2時間10分。934m山頂到着。

早速お昼。温かい飲み物とカップ麺がおいしい。

13:00出発。

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煤ヶ谷から三峰山までは、「引き返す勇気が必要」なところはなかったと思うが、三峰山から不動尻までは人によっては、ちょっと勇気が必要かもしれない。

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部長はくさり好き、失礼、くさり場好きと何度か書いたかと思うが、正確に言うとくさり場は好きだがくさりを使うのは好きではないようで、ほとんどくさりを使うことはないのだが、ここはしっかりくさりを使って降りている。

これを降りてしまうと、あっけなく終わりがやってくる。不動尻。ソーラーパワーによるトイレ。中も結構きれいだそうだ。

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ここから先は舗装された道をバス停まで歩く。途中にトンネルがある。トンネル内には照明はない。反対側の光は見えている。ただし、目が慣れても地面が見えないほどくらい。舗装された道なのでほとんど見えなくてもつまづくことはないが、これがでこぼこの道だとヘッドランプは必携だろう

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コメント

ばれたか・・だってあそこまで親切だと使わないと悪いじゃない。
塩は入れるものもなかったし、かぶれるからもたなかっただけ。
調味料を忘れた時にはいいかもね。

鎖を使ったのはつるつる1枚岩なのに苔が生えてたからだよ。パンツ
汚したく無いもん。写真だと分からないけど結構斜度のある岩なのよね。

行き返す勇気につられたけれど、本当に引き返したくなったのはあの
どこまでも続くスパルタ階段登山部分だったような・・。最初のパトカー
の警告はなんのためだったんだろう。

投稿: Yukiichigo | 2008年12月28日 (日) 23時01分

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