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2008年10月 8日 (水)

山行記:北アルプス表銀座(燕岳・槍ヶ岳) 2008年9月18~23日 4

4時過ぎ。外はまだ暗い。雨はやんでいた。が、ほどなく屋根を打つ雨音が聞こえ始め、次第にそれが強くなってきた。

ラジオNHK第1の天気予報も芳しくない。午後は下り坂だという。

プロトレックの気圧差グラフィックも貼り付いたように動かない。気圧が変化していない。短期的にはこの雨が続く可能性が高い。

5:30の朝食の頃には、6時過ぎに早出するという計画をすっかりあきらめていた。そもそも出発するのか。するとしたらいつ出発するのか。ここで足止めを食ってしまえば、明日、明後日の二日間しかない。二日で槍ヶ岳山頂に登って上高地に下山して新宿まで帰るのは不可能ではないが結構厳しい。

4日目 2008年9月21日日曜

雨の中、ヒュッテ大槍を目指すこととした。

7時半になっても気圧がまったく変わらなかったので雨がやむことはないだろう、時間が経てば経つほど天気が悪化する可能性が高まる。行くなら早いほうがいい。ヒュッテ大槍までの予定所要時間は3時間半ほど。よしんば雨が強くなっても3時間半であればしのげるだろう。ザックにカバーを掛け、レインギアをしっかり上下着込み、8時にヒュッテ赤岳をあとにする。

3時間半とはいっても、ここからはかなりのアップダウン。なおかつクサリ場やハシゴが結構あるのであなどれない。

落石に注意するようにと、出発の際、宿の人に念を押された。

クサリ場。クサリもしっかりしているし、足場もある。びびらなければ問題なし。が、落石はまたは別な話。確かにもろい石のようで、いつ岩が落ちてきてもおかしくない。ハシゴの上にいるときに石が落ちてきたらどうするのか。

水俣乗越(みずまたのっこし)につくと、槍沢ロッヂから登ってきた人たちと合流。雨がいっそう強くなる。

レインギア、ベルグテックEX・ストームセイバー3を本格的に使ったのは今回が初めてだったのだが、蒸れもひどくないし、ウィンドブレーカーにもなるし、性能には大変満足。非常にコストパフォーマンスの高い製品だと思う。

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時折ガスが晴れるが、遠くまで見通せることはこの日、決してなかった。

終始こんな感じで、慎重に進めばそれほど危険ではないのだろうが、写真を撮るのが精一杯で、ほとんどメモを取ることはできなかった。

途中、ビックリ平といって、その景色の美しさにビックリするところらしいのだが、ガスで何も見えずに、見えなさ加減でビックリするほどだった。

カブリ岩。雨宿りにちょうどいい。

あと10分(たぶん、ダッシュすればね)。

11時、ヒュッテ大槍着。今日の行程はこれまで。まだ早かったらしく、小屋の受け入れ準備が終わってなかったようだ。「今日はどちらまで行かれますか?」と聞かれてしまったほど。

もっとも、当初の予定は肩の小屋まで行くつもりだった。

燕山荘で「鉄人」さんに勧められて、ヒュッテ大槍に泊まることにしたのだ。

小屋にはすでに、昨日から足止めを食っていた1組がいただけだった。

昼を過ぎ、時間が経つにつれ、どんどん登山者が訪れる。一休みしてすぐに立つ人。食事をして先に進む人。ここに泊まるために受付を済ます人。

結局この日、50人以上はこの小屋に泊まったのではないかと思われる。

17:45、夕食。「鉄人」さんお勧めのとおりすばらしい夕食。標高2884mにある山小屋の食事とは思えない。ワイン付き。日本酒も振る舞われた。ご飯もスープもお茶も食べ・飲み放題。

(つづく)

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