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2008年8月11日 (月)

山行記:仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 2008年8月7-10日 (2)

11:13、甲府駅に着く。はじめて20kgほどのザックを担いで駅南口にあるバス停を目指す。南口から出ると、南アルプスと印刷された横断幕が目に入る。一目散にそこに向かい、時刻表を見ると12:00発の広河原行きのバスがある。

すでに5人ほど並んでいる列の最後尾に付く。

やれやれ、これで西村京太郎のXXX殺人事件の時刻表トリックのアリバイ崩しみたいなことも終わりだ。

程なく学生風の若い男性の一段が列に並び、どんどん列は長くなった。

部長を列に残して、地図を売っていないか案内所に入ってみたがパンフレットのみ。駅ビルに入れば書店もあるだろうが、その時間もない。

列に戻るとバスチケットを販売する女性が現れたので広河原までのチケットを購入。

しばらくしてバスが到着する。

男性が下りてくる。

「前から24名の方、どうぞお乗りください」

前後のドアから一斉に乗り込み、あっという間に席は埋まる。

「立っているのでもかまわない方もお乗りになって結構ですよ」

ぽつりぽつりと乗り込んでくる。

「後続のバスはあるんですか?」と誰かが聞いているのが聞こえる。

「ありません。午前中にすでに何台も出してしまっていますから」

それを聞いてか、みんなどしどし乗り込んできてあっという間にバスはいっぱい。

それでも乗り切れなかった人たちがバス停に取り残された。(彼らはどうしたのだろう?)

ぼくたちも、あと5分電車が遅れたら…、ホームからちんたら歩いていたら…、間違って北口に出ていたら…このバスに乗れなかったはずだ。

間一髪。

今日はついているんだかいないんだか…。

予定時刻は13:56。北沢峠へのバスが広河原を出るのが14:25だから、バスジャックにでもあわない限りもう安心して良いだろう。

実際13:50には広河原に到着した。

はらはらするおはなしはこれまで。やっと普通の山行記になる。

広河原はなにもない。地図を売っているどころか売店すらない。バス待合所のテントとトイレがあるのみ。

さて、ぼくのザックはというと

平地は歩けるが、これで登るのは30分と持たないだろうな。下りなんか、一気に膝に来てしまうだろう。

時間が近くなるとチケット売り場でチケットが販売される。売り場には10Lにも満たないザックがぶら下げてあり、それ以上の荷物に対しては手荷物料200円がかかる。

人数も集まっていたせいか、予定より5分早い14:20にバスは広河原を後にした。

手荷物料を払っても持ち込めないものもある。

左に見えているのが北岳…右に見えるのが鳳凰三山…甲斐駒ヶ岳…。運転手さんの観光案内を聞きながら景色に見とれているとあっというまに北沢峠に到着。

部長の提案で、地図が買えないか長衛荘に立ち寄ってみた。売っていた地図、50円。

観光センターでチラシとしておいてあるような地図。ありがとうございますといってそのままもらう前に「50円」といわれたので、ばつの悪い思いをせずにすんだ。

長衛荘、外は非常に立派な感じで、何かすごく良い場所かと思っていたのだが、普通の雑魚寝の小屋だ。まあ恐らくどこもそれほど変わらないのだろうと思う。

今晩の宿泊場所、駒仙小屋に向かう。バスで上ってきた道を少し戻ると左に駒仙小屋と仙水小屋の看板が出ている。その左の道をたどると、程なくテント場が見え、その先に駒仙小屋がある。

外見は古びた感じだが中はそれほど悪くない。1泊2食付きの料金を払い、朝は早く出るので弁当のおにぎり(パンとおにぎりのいずれかが選択可能)を頼んだ。翌日は荷物を預かってもらって、仙丈ヶ岳から下りてきたらテント場を使いたいと申し出ると、それなら今日テントを設営して、明日、出発前にテントに荷物を入れたら? 明日1日分のテント場使用料で良いよといってくれたので、ありがたくそうさせてもらう。テント場使用料1人1日500円。

僕らの場所は2階。

2階に上がり荷物を置いたら、早速テントの設営。

17:40から夕食なので、設営後、小屋に戻る。小屋の内部はこんな感じ。

布団1つに1人! しかもこのふかふかの毛布が2枚。最所に富士山の小屋を経験したせいで、こんなことで大いに感動してしまう。(富士山の小屋の食事やこちらを参照)

しかも食事はこれ

味噌汁もご飯も食べ放題。

こんなにおかずもある! 富士山から見たら天国だ。

消灯は19時。

消灯直前に、明日の朝食が配られる。(5時以降に朝食を食べる人は、暖かいものを食べられるようだが、ほとんどの人は5時前には出発してしまうようだ)。

朝のすったもんだもあって、ぼくはすぐに爆睡。1時半ぐらいまでは熟睡したようだ。その後は、せんべい布団の成果、腰が痛くて目が覚め、いびきが気になったり、早出の準備をするひとのヘッドランプが気になったりで、ほとんど眠れなかった。3時過ぎになって少し寝たようだ。

3時半起床。

3:45、部長を起こす。

荷物をまとめて、テントに移動すべく1階に下りる。

下駄箱から靴を出し、足を突っ込む。

そこではじめて気づいた。

インソールを忘れた!

(つづく)

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