山行記:滝子山2008年3月1日(土)3
道証地蔵(みちあかしじぞう)から右手の林の中を歩くこと15分。
写真ではわかりにくいが、道が斜めになっている上に、アイスバーン。
左手はかなり深い谷。
しばし立ちすくんだ後、行き始めるが、引き返す。
軽アイゼンを装着することにした。
渡りきってから、アイゼンを外した。
この後何度かアイゼンをつけたり外したりすることになるのだが、このときはそれほど頻繁に着脱を繰り返すとは思っていない。
岩の上では歩きにくいため、アイゼンがどうしてもじゃまに感じられてしまう。
10分もしないうちに、急坂。迷うことなく再度アイゼンを装着。
凍結した道が枯れ葉で厚く覆われているために、ちょっと滑ると一気にバランスを崩してしまう。
標高950メートル。気温6度。天気予報では暖かくなるといっていたし、実際駅を出たときも暖かかったので、手袋を持ってこなくて間違いではなかったと思っていたのだが、このあたりで、やっぱり持ってきておくべきだったと後悔。暖かくても、手の保護のためにも手袋は必須だ。
計画策定も土壇場のいい加減なものだったし、天気予報をあてにして装備も不十分。
三丈ノ滝についたのが11:39。
すでにかなり遅れている。12:00には大鹿峠分岐に着いている予定なのに。大鹿峠分岐まで標高差は300メートル。まだ1kmほどある。13:30ぐらいには山頂につけるだろうか・・・と、このあたりでは考えていた。
わりと道標はあるのだが、この切石あたりから、道がはっきりしない箇所が多くなる。しかも林の中なのでGPSの中の男の子は「?(=ぼくどこにいるの~?)」と、全然役に立たない。
12:04 危うく迷子になりそうになったが、部長の「野生の勘」のおかげで事なきを得た。

「モチガ滝まで15分」って! ここから山頂までまだ2km以上あるぞ!
| 固定リンク
「山行記」カテゴリの記事
- 山行:九鬼山(山梨県)2013年1月19日(土曜)(2013.01.20)
- 山行記:奥多摩小屋~七ッ石山~高丸山~日陰名栗山~水根 2012年5月19-20日(2012.05.23)
- 奥多摩むかしみち 2012.05.12-13(2012.05.13)
- 山行記:鷹ノ巣山(2012.05.05)(2012.05.08)
- 山行記:涸沢(奥穂高岳) 2011.09.23-25(2011.09.27)
コメント